このたび、『企業変革を牽引する新世代リーダー ダイナモ人を呼び起こせ』を日経 BP 社より上梓いたしました。

多くの企業はイノベーションを起こそうとしても、実際はなかなか進みません。その理由は、手法ばかりに注目し、人的な側面(知的活力を呼び起こして活かすこと)をおろそかにしてきたからではないでしょうか?重要なのは創造の主体である人間です。本書は企業革新を推進する人材を「ダイナモ(発電機)」と呼びます。「組織に眠るダイナモに注目して、彼らを起爆剤として革新を起こそう。そのためにプリンシプル(経営原則)を根本から変革しよう」というのが、本書の主張です。

▶︎ 第一章「先のない企業の物語」
逃げ切りを図る経営層、目先の成果に固執する管理職、指示に従うのみの若手。価値創造の担い手である「ダイナモ人」と活力を失った日本企業の現状を描写する。

▶︎ 第二章「システムだ、愚か者」
未来なき企業をつくった真因は、経営システムにある。意図せず組織活力を削ぎ、価値を生みだせない「日本的経営システム」を築いてしまった企業の様子を明らかにする。

▶︎ 第三章「経営プリンシプルの総取り替え」
未来を取り戻すには、時代遅れのプリンシプルを知識創造型に入れ替える必要がある。

ダイナモ人の復権を中心に据えた、新 10 のプリンシプルを提示する。

▶︎ 第四章「ダイナモを生みだせ」
ダイナモとはどのような人か。その行動様式も含めて描写し、ダイナモを生みだす土壌づくりと、経営者、管理職、若手それぞれのダイナモが、それぞれの役割を担うことの大切さを示す。

▶︎ 第五章「ダイナモ革新の道筋」
ダイナモ活躍の場をつくり、プリンシプルを入れ替える。「ダイナモ革新」の道筋を、変革マネジメントと実際の手順とともに明らかにする。

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